TEL. 01558-6-3108
〒089-2106 北海道広尾郡大樹町字下大樹225番地
2023年10月1日 南十勝森林組合 誕生 2023年10月1日、大樹町森林組合と更別森林組合が合併し、「南十勝森林組合が発足しました。本合併は、組合員の負託に応えるため、広域的な事業展開及び経営規模の拡大、経営基盤及び事業執行体制の強化、安定的な事業量の確保、確かな知識、技術を備えた人材の育成、機動性を高め、更なる低コスト化による森林の持つ公益的機能の維持管理、森林管理体制の構築と組合員所有山林を始めとする地域林業・地域社会の発展のために行われました。 組合員皆様の森林・林業を守り、信頼される組織づくりのため一層努力して参りますので引き続き御支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。 |
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SDGsの取組みについて。 最近、よく耳にするこの言葉、持続可能な開発目標(SDGs)とは2015年9月の国連サミットで採択された「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、2030年を年限とする17の国際目標であります。実際にはその下に169のターゲット、232の指標が決められています。17の目標とは、@貧困をなくそうA飢餓をゼロにBすべての人に健康と福祉をC質の高い教育をみんなにDジェンダー平等を実現しようE安全な水とトイレを世界中にFエネルギーをみんなにそしてクリーンにG生きがいも経済成長もH産業と技術革新の基盤を作ろうI人や国の不平等をなくそうJ住み続けられる街づくりをK作る責任使う責任L気候変動に具体的な対策をM海の豊かさを守ろうN陸の豊かさも守ろうO平和と公正をすべての人にPパートナーシップで目標を達成しよう、となっています。森林と関連のあるNの具体的な内容ですが、陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の促進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、並びに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する、と定義しています。このほかの目標においても森林に関する項目が見られます。森林は世界の陸地面積の約30%を占め、そこには陸地の生物種約80%が生息し、生物多様性の保全に大きく寄与しています。森林は、N土壌を保全し、E水を育み、L炭素を貯蔵します。また、世界では先住民を含む16億人が森林に生計を依存しており、森林の損失は、@貧困やA飢餓の問題に直結します。また、低所得国での森林伐採の9割は薪炭材としての利用を目的としており、この面でも森林の保全と利用の持続性が確保されれば、Fエネルギーの確保につながります。関連性について具体例を挙げるときりがありませんが、日本の森林の循環利用とSDGsはすべての目標について関連付けされています。私たち森林組合をはじめとする林業・木材産業関係者が中心となり企業、個人、行政等と連携して目標達成に向け取り組んで参ります。 |
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イワフジ製グラップル装着の新車PC138US-11を導入しました。 今年度も事業計画どおりバックホー本体を更新しました。当組合管内は地形が平坦なので、林業先進地の北欧型林業機械(トラクター)を導入したいのですが、やはり日本は雨が多く、そしてこの地は豪雪地帯なのでやはり足回りはクローラ。0.5クラスで間伐・皆伐併用。前機同様土そり集材、集積等様々な場面で活躍します。損料軽減、更なる低コスト化を図ることにより組合員さんへの利益還元に努めます。 前機は、もともとハーベスタとして平成21年1月に導入しましたので、そのコンピュータを搭載しており、またグラップルもドラム式ウインチ付なので暫く土場で待機。また繁忙期になったら山林で作業に当ります。 |
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SGEC森林認証(FM認証・CoC認証)を取得しました。 十勝管内17市町村及び12森林組合と法人・個人で設立された「とかち森林認証協議会」において2016年3月にSGEC森林認証を取得しました。当組合の管内では民有林529.75haがFM認証を取得し、当組合も協議会の構成員としてCoC認証を取得しました。今後も引き続き7つの基準と35の指標を遵守し、適切に森林施業、管理を進めていくと共に製造・加工・流通における分別管理体制を維持し、認証材の付加価値を高め丸太の販路面・価格面で森林所有者にとって有利な経営ができるよう努めます。 |
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ハーベスタWOODY50を導入しました。 2016年3月に新しいハーベスタKONRAD WOODY50を導入しました。ベースマシンは2015年に導入したコマツPC138US。このハーベスタの特徴は、フィードローラー部分がチルトアップする上、油圧ホースが本体の上についているので全旋回してもホースが巻き付いたりすることがないのでグラップルとしても威力を発揮。また、メインのチェーンソーと反対側にトップソーなるチェーンソーが装備されているので梢端の方の玉切り時や二股に分かれた枝などの処理に威力を発揮します。森林組合の役割は多岐にわたりますが、まずは更なる低コスト作業を進めて森林所有者への還元を進め、更なる林業振興につながる努力を続けます。 |
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SGEC森林認証(FM認証・CoC認証)の取得に取り組んでいます。 十勝管内12森林組合と17市町村は国際基準に準じた持続可能な森林経営による国産材の生産・流通を証明する森林認証の取得に取り組んでいます。FM認証は森林の所有者や管理者が取得することで、日本の森林管理を向上させ、豊かな森林環境と木材生産を両立する健全な森林育成をを保証するものです。7つの基準と35の指標で生物多様性など森林環境機能の維持及び水土保全など森林の多面的機能の増進を図ります。また管内12森林組合すべて、木材取扱い事業所の木材の製造・加工・流通における適切な分別管理体制を審査認証するCoC認証の取得にも取り組んでいます。 2020年東京オリンピック・パラリンピックで使用される新国立競技場では木材が豊富に使われる予定です。この時期に森林認証をカラマツ王国北海道十勝で取得することは非常に意義深いものと考えます。 |
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イワフジ製グラップル装着の新車PC138US-10NMを導入しました。 事業計画に基づきグラップルを更新しました。前機と同様ベースマシンがコマツのPC138US、グラップル部分は今回初のイワフジ製です。当組合の管轄する山林はほとんどが平坦な森林なのでグラップルで土そりを引く全幹集材がメインになっています。既存のハーベスタと共に更なる低コスト化を目指します。また前機は導入が平成18年の秋のことでしたから、よく活躍してくれました。今後は組合の土場で丸太整理や繁忙期には再び山林にもどり作業に当たります。 |
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森林施業プランナー協会より森林施業プランナーの認定を受けました。 当組合所属の職員1名が森林施業プランナーの認定試験に無事合格し、協会より認定を受けました。今必要とされている提案型集約化施業による間伐遅れ林分の解消、コスト低減による所有者の負担軽減・収入拡大や安定した木材生産など取り組む課題は山積していますが、これらの課題に積極的に取り組んで地域森林管理、地域社会に貢献していきたいと思っておりますので所有森林の施業・管理についてお気軽にご相談ください。 |
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